海の底

海の底

海の底

先日読んだ図書館シリーズの作者の自衛隊シリーズのうちの一作品。

全長3mほどの巨大エビ、その名も「相模レガリス」。
そのレガリスの大群が相模湾の「海の底」から横須賀にやってきて、人々を襲う。
ガリスから逃れ、停泊中の海上自衛隊の潜水艦に非難した子供たちと幹部候補生の自衛官二人が「十五少年漂流記」のごとく危機を乗り越えていく、という人間くさい話がメインテーマなのだが・・・
ガリスを退治する際の警察と自衛隊の攻防など、いかにも実際にありそうなところも詳しく書かれていた。
冒頭で人がレガリスに喰われてしまう場面が妙にリアルで、読むのを断念しようかと思ったが、そこを乗り越えられたら、すんなり読めた。

でも、エビを見るたび、レガリスを思い出しそうだ・・・