鴨川ホルモー、ホルモー六景
- 作者: 万城目学
- 出版社/メーカー: 産業編集センター
- 発売日: 2006/04/01
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- 作者: 万城目学
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2007/11
- メディア: 単行本
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あの「鹿男あをによし」の万城目氏のデビュー作。
鹿男も不思議な話だったが、ホルモーはもっと不思議な話だった。
一作目の「鴨川ホルモー」では、ホルモーとは何なのか説明もあったりするのだが、最初は読んでいてもさっぱり理解できなかった。
しかし、舞台となっている京都の大学のサークル内の人間模様がおもしろく、読んでいくうちにホルモーとは何なのか納得させられていったような・・・
続編となっている「ホルモー六景」は、ホルモーにまつわるエピソードが番外編とし描かれていて、こちらのほうが読みやすかった。
特に、明治の実在の作家を登場させた「もっちゃん」と、戦国時代の人間と交信するといった「長持ちの恋」が私のお気に入り。
鹿男同様、ホルモーも映像化されるそうで、鬼がどんなCGとなるのか楽しみだ。