プリンセス・トヨトミ

プリンセス・トヨトミ

プリンセス・トヨトミ

万城目氏最新作の舞台は大阪。
東京から来た会計検査院の調査官3名と、大阪の中学生を軸に物語が進んでいく。
今回はオニやしゃべる鹿など不思議なモノは出てこなかったけど、大阪の歴史をからめた不思議な話になっている。
登場人物の名字が戦国武将の名前だったり、「鹿男あをによし」とちょこっとリンクしているところも楽しかった。
これまで戦国時代はあまり興味なかったけど、この本を読んだり、大河ドラマ天地人」を観たりしているうちにちょっと興味が持てるようになったと思う。