風に舞いあがるビニールシート

風に舞いあがるビニールシート

風に舞いあがるビニールシート

短編集だが、主人公が性別年齢バラエティに富んでいて、読み応えがあった。
森絵都、というと児童文学のイメージが強かったが、これは完全に大人向け。
当たり前だけど、学校の図書室にあったデビュー作「リズム」の文体や話の甘さと比べるとなんとギャップがあることか。
この本のタイトルの意味がずっと気になっていたのだけど、表題作を読んで納得したような、してないような・・・。